女性

心と体に現れる症状に注意

医者

原因

自律神経失調症という病気を耳にした事はありますか。うつ病や更年期障害に似た症状が心や体に現れる病気で、年齢や性別に関係なく誰でも発病する可能性があります。では、その原因についてみていきましょう。まず、自律神経とは何かを説明します。自律神経には、ホルモンを分泌したり、心臓を動かしたり、体温調節を行う働きをしています。自律神経失調症は、私達が意識しなくても自律神経が体調を一日中コントロールしています。自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があります。日中は交感神経が働き、夕方から寝ている間は副交感神経が働くというように交互に2つの神経が働いて体調を整えています。しかし、2つの神経のバランスが乱れると身体の様々な部位に影響が出て自律神経失調症になります。性格や急激な環境の変化、職場や学校、家庭でのストレス等が発病のきっかけになると考えられています。また、朝と夜が逆転するような不規則な生活が原因になる場合もあります。

具体的な症状と改善方法

自律神経失調症になると、心や体に様々な症状が現れます。体のいろいろな部位に痛みを感じたり、耳鳴りや吐き気の症状がある場合があります。不眠やめまい、食欲不振や女性の場合は生理不順になることがあります。また、集中力の低下、イライラなど精神的な症状もおこります。症状は1つのこともありますが、複数の症状が見られることもあります。このような症状が続いた場合は、内科を受診し医師に相談してみましょう。自律神経失調症の場合は検査をしても原因が見当たらないので、精神科や心療内科を受診するように勧められます。自律神経失調症の治療は、自律神経失調製剤という薬が処方されます。これは、自律神経の乱れを整える薬で、ビタミン剤と併用して出されます。また、イライラ等の精神的な症状に対しては、精神安定剤が出されます。生理不順等の症状にはホルモン剤等が出され、体や心に現れている様々な症状に対応した方法が取られます。個人の体質や症状に合わせた漢方薬で治療が行われることもあります。精神安定剤やホルモン剤が不安な方は治療に漢方薬を選ぶことも良いでしょう。